Woodie'sの従業員エンゲージメント率は Workvivo により54%上昇
オープンコミュニケーションの文化が小売業者にとってどのように驚異的な効果をもたらすかをご紹介

54%
従業員エンゲージメントの向上
232%
従業員紹介率の向上
98%
Workvivoモバイルアプリを使用しているWoodie’s社の従業員の割合
アイルランド最大のDIY、ホーム、ガーデンの小売業者
Grafton Group社は、アイルランド最大の DIY、家庭用品、園芸用品の小売業者であり、11,000人強の従業員を擁しています。Grafton Group社は、2019年にWorkvivoを導入して以来、9つのブランドにわたり、4,500人を超える従業員にアプリを展開してきました。
そのようなブランドの1つが、アイルランドのDIYおよび住宅改修小売企業として全国に85店舗を展開する、人気の小売店Woodie’s社です。Woodie’s社では、35店舗と1つのサポートオフィスで1,500人の従業員が働いています。
2013年から2022年まで、Woodie’s社は、2年ほど前に働きがいのある会社ランキングを発表しているGreat Place to Work賞から最も信頼されるリーダーに選ばれたDeclan Ronayne氏がCEOを務めていました。
Ronayne氏は、Woodie’s社で信頼、誠実、尊敬、安全の文化を築くことに貢献しました。現在、同社の従業員は、熱意、専門知識、親切さ、家庭的な雰囲気、インスピレーション、そして大きな価値という6つの基本的価値観に従って行動しており、「女性にとって最も働きがいのある職場」部門を含めた12部門でGreat Place to Work賞に輝いています。
同社はまた、イントラネットとデジタルな職場を評価する2021年度Intranet and Digital Workplace賞の「ソーシャル、コラボレーション、コミュニケーション」部門でゴールドスタンダードを達成しています。
しかし、この偉業は、従業員を団結させ、意見を述べるよう促し、積極的に耳を傾け、社内コミュニケーションに投資するなど、多大な努力の成果でした。
人とのつながり
1,500
業界
小売り
所在地
アイルランド
カテゴリー
ミッドマーケット

「評価する企業文化がなく、誰も意見を述べないでいました。また、企業には、使命、目的、価値観も特にありませんでした」。
デクラン・ロネイン
元CEO – Woodies社
Woodie’s社とWorkvivo
Workvivo導入前のWoodie’s社の社内コミュニケーション
2014年に、Woodie’s社はGreat Places to Work賞と連携して、初の年次従業員エンゲージメント調査を実施しました。これによると、会社の変更について最新情報を知らされていると感じている従業員は57%のみ、評価を受ける機会があると考えている従業員は25%のみでした。
監査により、いくつかの困難な領域が明らかになりました。従業員の70%はコンピューターにアクセスできない最前線にいたため、会社からの通知にもアクセスできませんでした。コミュニケーション構造が欠如していたため、重要なメッセージが伝わらず、閲覧されていない情報が蓄積されている状態でした。
新しく採用された社内コミュニケーションマネージャーが指揮を執り、コミュニケーション監査に基づいて5か年計画が策定されました。
中心的なコミュニケーションラインがなかったため、各店舗はそれぞれ異なる方法で最新情報を受け取り、従業員は成果や誕生日などのよりパーソナルな瞬間についてつながることができませんでした。
「組織に対する信頼度は高くなかった」とRonayne氏は語ります。「評価する企業文化がなく、誰も意見を述べないでいました。店舗内で送信されたメッセージは店長までは届きましたが、それ以上送信されることはありませんでした。その企業には、いかなる使命、目的、価値観もありませんでした」。
これに応えて、経営陣は新しい社内コミュニケーション戦略において、いくつかの重要な特性を優先させるようにしました。
- モバイルファーストの通信プラットフォームの採用によるアクセシビリティの向上。
- 民主化された情報による、より透明でオープンなコミュニケーション。
- メッセージングと更新を合理化するシンプルなコミュニケーション・ガイドライン。
- これらすべてを実現するために、Woodie’s社は、ユーザーフレンドリーで使い慣れた方法で従業員同士がコミュニケーションをとることを可能にする、信頼できるテクノロジーパートナーを必要としていました。
- また、古いイントラネットと従来使用していた従業員エンゲージメントアプリ「Kudos」を1つのプラットフォームに統合する必要がありました。
そこで同社が選んだのがWorkvivoでした。ローンチから1か月以内に、従業員の95%以上がプラットフォームに登録し、現在では、その数字は100%を達成しています。
従業員のエンゲージメントを高める
同社の2020年従業員エンゲージメント調査が実施される頃には、コミュニケーションスコアは2014年の57%から88%に、従業員同士の評価の割合は25%から83%にまで急上昇しており、これにはWorkvivoが大きく貢献しています。
「(Workvivoは)コミュニケーションと評価を促進するアプリです」とRonayne氏は断言します。「FacebookやWhatsAppに似ていると思われるかもしれませんが、実際にはそれ以上のメリットがあります」。
Woodie's社はWorkivoとの協力して、プライド月間や個人の功績などを評価する社内キャンペーンなど、従業員エンゲージメントの取り組みも強化しました。
注目の組織内キャンペーン – プライド
Workvivoは、Woodie's社の最も成功した社内キャンペーンのいくつかで重要な役割を果たしてきました。従業員がWorkvivoを使用してプライド月間を祝い始めたとき、経営陣はそれに注目し、ハッシュタグ「#PrideInWhoWeAre」を付けてプラットフォーム上で毎年プライド月間のイベントを開催することにしました。
このイベント開催中、同社のある従業員が、プラットフォームに「自分はゲイで、そんな自分に誇りを持っている」と投稿しました。
「彼は『この投稿をするのは本当に勇気が要りました』と打ち明けてくれましたが、その時、彼が組織全体に向かって、自分は立ち上がっている、そして自分に誇りを持っていると伝えられるのは、なんと素晴らしいことだろうと思いました」とRonayne氏は話します。
「Workvivoはそれを可能にします。これは同僚同士が互いを認識し、評価し合うもので、WhatsAppやFacebookとはまったく異なります」。
注目の組織内キャンペーン – ウォスカー賞
Workvivoにより実現したWoodie's社のもう1つの定期イベントは、Woodie's社内のオスカー賞を発表するウォスカー賞です。これは、従業員の功績を表彰する毎年恒例の正装イベントです。
Workvivoの役割は、ウォスカー賞開催までの間、すべてのコミュニケーション、ノミネート、最新情報がWorkvivoを通じて共有されるため、従業員は推し活を行い、受賞を望む人に投票することもできます。
コロナ禍でのコミュニケーション
Workvivoは、プライド月間やウォスカーズなどの従業員エンゲージメントキャンペーンだけでなく、Woodie’s社の危機管理コミュニケーションにも貢献しています。実際、コロナ禍では、従業員が社内コミュニケーションをWorkvivoに頼っていました。
Ronayne氏は、アイルランドで新型コロナウイルス対策で政府がロックダウン政策を打ち出した時、Workvivoはその「真価を発揮した」と語ります。
「DIY小売業をめぐっては非常に混乱した状況がありました」とRonayne氏。「政府が政策を発表したのは夜の9時でした。9時5分に私はWorkvivoで従業員1,400人に『正直なところ、まったく混乱した状況で、何が起こっているのかわかりません。これから会議を行い、明日の朝出勤すべきかどうかについて折り返し最新情報をお知らせします」とメッセージを打ち、その日の深夜にはWoodie's社のほぼ全社員が見守る中、「明日の朝は出勤しないでください」と指示することができました。
一元管理されたアクセスしやすい社内コミュニケーションプラットフォームを持つことで、大きな違いが生まれたとRonayne氏は言います。Eメールのような従来のトップダウンのコミュニケーションを採用している他の小売企業では、仕事用のEメールやコンピューターにアクセスできない人は情報にアクセスできず、取り残されてしまいます。
Workvivoのプッシュ通知機能と分析および洞察ダッシュボードにより、Woodie’s社の経営陣は、メッセージが数分以内にすべての同僚に届き、既読されたことを確認できるようになりました。
「当社には、従業員が瞬時にコミュニケーションを取り、ポータル上で情報を交換できる素晴らしいツールがあります」とRonayne氏は断言します。「当社のすべての手順はすべての同僚に届き、数分以内に既読が付きます。それをするためにマネージャーのところへ走って行く必要はありません」。
「ですから、私たちはコミュニケーションと評価に多大な労力を費やしています。Workvivoもこの点でまったく同じです」。

1,400人の人々と直接コミュニケーションを取ることができ、それを利用して組織内で自分が導きたい方向性を決定できます。
デクラン・ロネイン
元CEO – Woodie's社
双方向のオープンなコミュニケーション
Woodie’s社の従業員全員と直接連絡を取ることができるようになったことで、経営陣と若手社員の間の溝が埋まりました。
Ronayne氏は、Workvivoを「必要な機能をすべて備えた完全なコミュニケーションポータル」と評します。そのため、プラットフォームによって可能になるまたは促進される社内キャンペーンや危機管理コミュニケーションに加えて、彼が会社を率いていた間、リーダーシップの最新情報をまとめたCEOブログも、Workvivoに毎週公開していました。
「私は15年間毎週木曜日にブログを書いていますが、驚くべきことに、書く内容が尽きることはありません」と言います。「そして、Workvivoの使いやすさにより、従業員の98%が携帯電話にWorkvivoアプリをインストールしています。さらに、自分が書いているブログを従業員は実際に読んでいるのかがわからなくなったときは、Workvivoで誰もがそうしているように、表示状況を確認できます。これにより、ブログを2回も読んでくれる従業員がいることがわかりました。
「1,400人の人々と直接コミュニケーションを取ることができ、それを利用して組織内で自分が導きたい方向性を決定できます」。Ronayne氏のブログは毎週木曜日の午後3時にWorkvivoに投稿されますが、この時間帯は毎週プラットフォーム上で最も忙しい時間帯となり、1,000人を超える従業員がログインしています。
この直接的なコミュニケーションは双方向に機能し、オープンなコミュニケーションを採用するあらゆる組織にとって重要なステップとなります。今では、最前線で活躍する従業員からのフィードバックや新しいアイデアが人事部門に簡単かつ効率的に届くようになりました。
ある従業員が新学期貯蓄制度を提案したとき、同社の人事チームは25分以内にその要求に同意した例もあります。